フォーティファインドワインは上級者向き


2016年12月14日 14:20


ワインには【フォーティファインドワイン(酒精強化ワイン:しゅせいきょうかワイン)】と呼ばれるジャンルがあります。
これらワインは発酵の途中でアルコール濃度約40~90度のブランデーや醸造酒を混ぜ、全体のアルコール濃度を高め長期保存しやすく加工しているのが特徴です。

他にも酒精強化ワインにはどのような特徴や魅力があるのでしょうか?

フォーティファインドワインのメリット

一般的なスティルワイン(赤ワインや白ワイン)はアルコール度数が約7~14度となっており、それほど強いお酒ではありません。
その分飲みやすく、女性や高齢者でも割合抵抗なく楽しめるのが魅力です。

ところがアルコール度数が低いと日持ちしないというデメリットがあり、長期間ワインを保存したい時にスティルワインでは品質が保持出来ない問題もあったのです。

そこでスティルワインにアルコール度数の高いブランデーなどを加え、より高いアルコール濃度のワインを人為的に作り上げたのがフォーティファインドワインです。

このワインの登場によりワインの品質が飛躍的に安定したほか、発酵段階でアルコール濃度の高いブランデー等を混ぜることで発酵が止まり、甘みとコクのある個性的なワインが出来上がりました。
保存性に優れ、コクのあるワインが飲みたい方に向いたお酒です。
普通のワインでは物足りない方、上級者向きのワインがフォーティファインドワインです。

有名なフォーティファインドワインとは?

酒精強化ワインとして世界的に有名な製品と言えば、スペインのシェリー酒、ポルトガルのポートワイン、そして同じくポルトガルのマデイラの3種類です。
シェリー酒はスペインのアンダルシア州で製造されており、成熟したワインと若いワインを混ぜる独特のソレラシステムを採用しています。

ポルトガルのポートワインはポルトガル北部にあるポルト港という港から出荷されるワインとして知られており、ポルト港の名前からポルトワインとも呼ばれています。
アルコール度数は約20度前後で一般的なワインよりもアルコール度数が高く、保存性が良いのが特徴です。

同じくポルトガル産のマデイラは、大西洋に浮かぶマデイラ島で製造されている酒精強化ワインです。
最低でも3年間は熟成されなければ製品として出荷されません。

画像引用元:http://www1.gyb.co.jp/gallery/record.php?-action=browse&-recid=95

酒精強化ワインの買取価格は?

フォーティファインドワインをワイン買取り業者に買取してもらうとどれくらいの価格になるのでしょうか?

ドライ ホワイトポートは約600円、ヴィンテージ ポートでも約1,300円前後の買取価格です。
あまり高い金額では買取できないようですね。

画像引用元:https://www.aeondewine.com/shop/goods/goods.aspx?goods=A106-4543190400428